愛の日記


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悪は最後まであきらめない 2016年12月17日(SAT)

  善人と悪人の違いは、不利な状況に至った際に、すぐにあきらめてしまうのが、善人。悪人は最後の最後まであきらめず、あきらかに負けているにも関わらず、それを認めないという特徴があります。

時代の方向性が戦争という手段をいかなる場合にも用いない、、、という方向に行っているのですが、それでは飯の食い上げとばかり、この後に及んでも戦火を何とか作ろうとしている戦争屋がいます。

南シナ海で起きた潜水機強奪事件の真相はよくわかりませんが、争いを起こすことの必死さは伝わってきます。

戦争屋は嘘が上手で、嘘と帰還作戦によって戦火を起こしますが、今回もその匂いが。

ロシアがアメリカ選挙に対してサイバー攻撃をしていた、、、というオバマの発表には、名指しでプーチンを上げる熱の入れようです。

プーチンと言えば、ちょうどその頃日本に来ていたわけで、そんなやつと安倍はあっているのか、、、という批判を計算してもいるわけです。

時を同じくして南シナ海における潜水機強奪事件、、、双方がぶつかってもおかしくない状況を何としても作ろうと必死。

ただ、こうした試みもおそらく失敗し、戦火を起こすことは無理でしょう。現場がもうだまされないからです。

しかし、悪人は最後までとにかくあきらめないので、一応は用心が必要です。

ところで、ネオコンアメリカ一辺倒だった安倍政権は、トランプになったとたんに手の平を返したように会いに行き、意味のない会談をセッティング。

結果として、TPPに入るようトランプ氏を説得したということでしたが、その数時間後には、トランプ自ら、TPPには入らない、と世界に表明するというありさまでした。

こう言っては気の毒ですが、安倍氏は赤っ恥をかいたわけです。マスコミはかなり遠慮していますが、どう考えても大恥をかいたのです。

今度こそプーチンを招いて、、、と意気込んだものの、何の成果もないばかりか、3時間近くも遅れてきたプーチンからは、北方領土返還のへの字も出ないままジエンド。

温泉で歓待し、おみやげまで持たせて帰らせたのですから、世界は、北方領土問題はもうなくなったと思っている。

金輪際、北方領土について日本から語ることはない、、、、という印象を世界に示したしまった。

本来ならこれは安倍氏の責任問題です。マスコミは非常に安倍氏に甘いですが。しかし、これではさすがに安倍氏のリーダーシップには限界が出てくるはずです。

あまりにひどいぞ、これでは恥ずかしい、、、という気持ちがまともな政治家にはあるでしょうから、これで日本株が値下がり出したら、現政権は突然終わりになる可能性すらあります。

有頂天から奈落に転換しかねない。安倍氏が周辺を裏切るか、周辺から安倍氏が裏切られるか、、どちらかの状況に今後なっていくと思います。

金をばらまけばいい、、的なやり方は、もう世界には通用しないのです。とくにロシアに対してやってしまったことは重大なミス。

プーチンはあの森元首相や柔道の山下氏に向けた笑顔の半分すら、安倍氏にはむけませんでしたた。

森元首相が今、窮地に追いやられていることは、当然プーチンも知っていますが、森は朋友であり、一度仲良くなったら、相手がどんなに立場が悪かろうとも、直接の利害がないのなら、友情は変わらない、、という立場を示したわけです。

柔道仲間の山下氏に対してもそれは同じでした。

一方の安倍氏はトランプが勝つと思うや、すぐに手の平返しで会いに行きましたが、選挙前にはトランプ氏など無視して、頑張ってくださいとヒラリー詣でに出向いていた次第。

その彼が突然、トランプに会い、鼻高々になって今度は、オバマにすら挨拶がない。プーチンはそのあまりの人間力の低さをじっと見ていたことでしょう。

さすがに批判が出てくると、今度は真珠湾に行くと突然言い出すあたりも、プーチンには「まったく信用出来んな」の思いが高まったはず。

今後安倍氏はどういう方向でどうかじ取りをするか、難しい状況に至るわけですが、私は安倍氏は周辺と反対の方針に向かう気がします。

安倍氏が勢力を落とす前に、安倍氏自身が方針を変換していくと。安倍氏はやはりロシアに袖を振られたにも関わらず、この路線は重視していくような気がします。

しかし、日本の立ち位置は難しくなりましたが、本当の意味での自立の時期であり、チャンスでもあるのです。以外にそのことを安倍氏の方が、周辺の取り巻きより知っている可能性もあります。

肌で感じた失望は深いはずですから、何かを学んだと思います。安倍氏はきっと今度は周辺を切っていく形で何等かの方向性を押し出すかもしれません。

まあ、無理かもしれませんが。沖縄からアメリカ軍をなくす、、、経済の方向性をアジアシフトにしていく、、、中国との関係改善に向かう、、、意外と安倍氏はそう考えを変えて、今度はこれまでの取り巻きを反対に切っていくかもしれません。

これからは何がどうなるかわからない時代に入りますので、ダイナミックな対応力は、これまでの政策を一転させていく可能性があります。

日本もここまでくれば、もう本気で方向性を変えなければ、、、の認識が出てきますし、実際に変わらざるを得ないのですが、そうした事態に対応できる人がいるかどうかということです。

一国の首相がトランプ氏にもプーチン氏にもここまでバカにされたのです。バカにされたというよりも、それだけ時代が変化しているのです。

この変化に対応できる人は、今の政治家には残念ながらいないと思います。こう言っては何ですが、一番の被害者であった安倍氏が今は一番わかっていますので、安倍氏がのこれば、周囲を切り捨てていく変動の政治を始めるでしょうし、反対に安倍氏が切られれば、新たな政治家が出現するまで、混乱の時代となります。

談合や金や筋書きでは行かない、本当の動乱がこれから始まるわけです。

みなさん、夢をもって、どうか前向きに対応してください。個人力を磨いて、仲間を作る、、、そうしたことがこれから大事になってきます。


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