愛の日記


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続編 惑星理解「月」 2018年06月12日(火)

続編   惑星の理解「月」

先日の月編で語り足りない部分を続編として付け足させていただこうと思います。占星術に関心が無い人には申し訳ありませんが、占星術とはそうしたものなのか、、、との視点でお読みいただけたら嬉しいです。

月は特に幼少期の私たちに影響を与えた星です。私たちが最初に作った世界観が月であり、私たちが感じた最初の「お子ちゃまの世界」が月なのです。それはおままごとのような、子供時代の世界の情景です。

子供心に眺めた世界は、自身の手によって作られた世界ではありません。
それは母親の保護と重なる時代であるため、私たちは母の存在を通して最初の世界を眺めたことになります。

月の12サインの分類は、私たちが子供時代に見たおままごとの世界を、今なを、月を通して眺めているのに近いのです。それは子供時代の保護の安心感と密接につながるため、強固で決して捨てられないイメージとして私たちの心に残ります。

以来、私たちは常に、まず最初は月の印象によってどんなものをも体験しようとすることになります。平たく言うと、私たちはいくつになっても、月のフィルターを通すことで、外界を見ていることになるわけです。

それはいくつになっても、また、どんなに成長したのちでも、同じです。なので月から受けた子供時代に培った世界の印象を、根本的に変えることはできません。

ただ月の印象をどの程度受け止め、受け入れるかがその後の成長過程や心の発達と関係してきます。とくに太陽意識の獲得がもっとも大きく、太陽意識が芽生えることにより、月の印象世界はその存在が小さくなります。太陽に対しては月は基本的に勝てません。

太陽意識の芽生えにより、生きがいや生きる目標や目的を獲得していく私たち。しかし、太陽の獲得がおざなりな場合、いつまでも月の印象に頼るしかなくなります。また、どんなに成長し、太陽意識がその人の人生の大部分を占めたとしても、やはり第一のフィルターである月の印象は変わらずに存在し、どんな場合でも、まず最初は月が眺める形で、物事は始まっていくのです。

他の惑星意識による成長度合いが貧しいようなら、その分、月の印象のウエイトが大きくなり、月の反応がその人を支配することになります。今の人気取り社会は、まさに月の印象による時代運営を示していますので、幼稚な段階から私たちの社会はなかなか脱出することができません。

このことをはっきり理解しない限り、私たちは月の印象を払しょくすることはできず、月の印象でしかない、月反応の人生となり、自身の人生を失っていきます。

月が自身の本質であると思うことは、このように危険なことなのです。それはいくつになってもおままごとのような生き方しかできないことを示します。

それもおままごとが楽しければ良いのですが、月を楽しむことは実は難しいのです。月は自立できない時代の防衛心を根拠にした印象ですので、不安と表裏一体の関係にあるため、こうしたい、、、と月が思ったことでも、単純に純粋にそうすることはできず、楽しみとはなりません。

月の最高の位置はおうし座ですが、その場合ですら、おうし座的な物事を真から楽しむことはできないのです。豊かで気持ちが良い環境でゆっくりと流れる時間を楽しみたいと、おうし座の月は確かにそう思います。しかし、それができるのと、そうしたいと思うのでは違いがあります。月はあくまでそう思いたい星であり、そうできる星ではないのです。

ゆっくり音楽を聴いておいしいお菓子を食べてくつろぎたい、、、と思うのがおうし座の月ですが、月の心理の根拠には、防衛心があるため、それは理想のおままごととしての目的となります。そのため、おままごとの世界としての、「ああ、くつろいだ、、お茶もおいしかったし、、」という演技としての満足に終わりがちです。

本当はそれよりも何よりも、実際には豊かなくつろぎタイムを、月のおうし座は持てないことが多くなるのです。そうしたいのは理想であって、そうしたい自分を受け入れたいのです。しかし、実際にはそれをする力や楽しむ力は月にはありません。なので、豊かなくつろぎタイムを持ちたいと思いつつ、本当には持てない自分に傷つくのです。

太陽がおうし座にあれば、やはりくつろぐことが好きで、そのことにどんな代償をもいといません。本当においしいと思えば、100グラム数千円のお茶でも購入し、一人で楽しむことができます。これが月のおうし座では100グラム数千円のお茶の購入には度胸がいります。購入したとしても、誰かにそのことを告げずにおけません。自分一人で本当には楽しめないのです。そして、100グラム数千円のお茶を買えない自分、もしくは無理して買っても、それを本当には楽しめない自分に傷つくのです。

月おうし座という月にとって最高の位置である場合ですら、こうしたことが起こります。月はどの星座にあっても、本人を傷つけるように働きます。

月が求めるものを、現実にする力は月にはないからです。おままごとで美容院の経営をしている母親役をやったとしても、実際に美容院を経営する力は月にはありません。しかし月は自身のイメージを作ってしまい、それを一生続けますので、月が本当の自分だと思えば思うほど、人は自身の人生で傷つくことになります。

どんなに上手に話そうと思っても、ふたご座の月には、その能力はないのです。(他の星との関係でそうでない場合はもちろんありますが、月から来る能力としてはないのです)

どんなに怒って感情を爆発させても、月がおひつじ座にあれば、喧嘩は下手なのです。

月のかに座は、やさしい女性、、、やさしい母親、、、デリケートな女性らしい自分、、、というイメージにこだわりますが、そう見せたいし、できる限りそうしようとしますが、本人にはその力はなく、そうできない自分に傷つくのです。

そのため、月がかに座にある人は、家庭的で、、、自分が良い母である、、、との起点から行動すれば死ぬほど疲れます。エネルギー消費が大きくなるからです。また、そうできない自分自身に傷つき、元気を失います。

私はテレフォン人生相談の回答者をやってもう20年近く立ちますが、一緒にやらせていただくことが多い加藤泰三先生がおっしゃることで教えられることがあります。

加藤先生は、本当は嘘なのに、そう見せたいと思う自分を外に印象づけようとすることが、もっともエネルギーを消耗する、、、とよくおっしゃいます。まったくその通りなのです。

月の間違った自分の印象を外界に押し出すことで、私たちは本当は多くのエネルギーを失っているのです。

月の印象付けへの関心と情熱は、子供時代の郷愁であり、本質的には依存への憧れです。しかしそれを自立へ切り替えない限り、私たちの人生は始まりません。

月の印象にこだわる限り、私たちは何か自身を依存させるものを求めてしまうでしょう。
月の印象が自分だと思えば、それは嘘なので力は出ません。どんなに月がそのことを求めても、失敗します。

しし座の月は自分を華やかな存在だと思いたいのですが、本当の自信はありません。そのことで傷つき、晴れやかな場面では結局逃げ隠れしたくなります。

おとめ座の月は几帳面でありたいと願いつつ、いつもずぼらです。そんな自分に傷つくのです。
てんびん座の月はエレガントであると思いたいけど、そうできない自分に傷つき、失望しています。

さそり座の月は深い思慮とだまされない気持ちで身がまえますが、止まって思考したことはすべて勘違いに終わります。一体自分は何なのだと失望するのです。

いて座の月はスマートで気位が高く育ちが良い人だと思われたいのです。実際にそういう場合もありますが、突然逃げ出したくなるのはそんな自分のイメージの維持に限界が来た時でしょう。

やぎ座の月は冷たく計算高く騙されないと信じていますが、本当の詐欺師には簡単にだまされます。お子ちゃま時代に磨いた用心深さのイメージでしかないので、現実社会では自分にがっかりすることが多くなります。

月がみずがめ座にあれば、どこか孤独に見えます。それは連帯していると思ったり、つながっていると思う気持ちに、本当は自信が持てないからです。脆弱なつながりしか持たないのに、それを強固なつながりであると思いたいところから来る孤独なのです。

月がうお座にあれば、やさしく受け身で犠牲的なしぐさは上手です。しかしそれは本当ではない、お子ちゃま時代に培った役柄表現のため、何か追い詰められた時にはあっさり脱ぎ捨てて本音を隠せなくなるため、その豹変ぶりに親しい人も驚いたりしがちです。

このように月の星座を悪く言うと誤解されがちですが、月を自分だと思うことは間違いです。月はあくまで子供時代に身に着けた反応だったのです。これに縛られることは、月が示す7歳までの姿でこれからも生きていくことになり、周囲との軋轢によって、必ず傷つく人生となります。

月からの脱出が占星術における重要な事柄になのです。このことをわかりやすく話すため、多少誇張して書いていますが、話しの本質を理解していただけたら幸いです。また、自分の月のことを悪く書いているようにお感じになられる方もいると思いますが、月はあなたの本質ではない、という視点からのものですので、どうかお許しください。月のイメージに振り回されることがなくなれば、それは日頃の常々のことでもあるので、生きることがかなり楽になっていくと思います。
 





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